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なぜ今「情報商材」と「コミュニティ」が流行るのか?

繁原大樹
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最近、InstagramやXを開くと、「SNS運用の学校やってます」、「〇〇の教科書、販売中」、「○○の認定講師になれる資格あります」といった投稿を、やたらと目にしませんか?

そういった活動は“コミュニティ”という形で展開されていることがとても多いです。

投資、仮想通貨、メタバース、ビジネス、副業、起業…。
今やあらゆる分野で「学びの場」「実践の場」としてのコミュニティが急増しています。

オンラインのものやオフラインなどいろいろあります。

では、なぜ今これほどまでに“情報商材”と“コミュニティ”が流行っているのでしょうか?

受け手から「発信者」になりたい人が増えている

背景にあるのは、SNSとAIの進化と思っています。

これまで情報、商品、サービスを受け取る側だった人たちが、手軽に情報を発信できるようになり、「自分も売る側に回りたい」という人が急増しています。

またAIの進化で初心者でもクオリティの高い物が作りやすいです。

要するに、「買う人」より「売る人」のほうが多くなってきている

国民総クリエーター時代なんて言われたりもします。

そんな中で、「〇〇を学べば稼げるようになります」という情報商材が次々と登場し、それを支える形でコミュニティが広がっています。

情報商材・コミュニティを否定しない

「情報商材」と聞くと、悪いイメージを持つ人も多いかもしれません。

でも僕は、情報商材やコミュニティそのものを否定するつもりは全くありません

実際に僕自身も、オンラインサロンや有料教材を利用しています。

大事なのは、「いいものもあれば、悪いものもある」というシンプルな事実を理解すること。

一括りにして「情報商材=詐欺」と決めつけてしまうのは、正直、思考停止だと思います。

詐欺や“ハズレ商材”に引っかからないコツ

とはいえ、世の中には残念ながら詐欺まがいの商材や、内容の薄いコミュニティも存在します。

一見有益なコミュニティに見えて、中身はネットワークビジネスであったりや草コインを買わされているなんてことも多いです。

(ネットワークビジネス、草コインをすべて批判しているわけではないです。本人がそれをわかっているかが大切だと思っています。)

それを避けるためには、以下のポイントを押さえておくのが大切です。

① いきなり高額なものに手を出さない

いくら「この教材で人生変わります!」と言われても、数十万円の教材やセミナーにいきなり手を出すのは危険です。

興味があれば、まずは無料~数千円で始められる範囲から始めましょう

② 無料で学べる情報で“実績”を出してみる

今の時代、YouTubeやブログ、本などで十分すぎる情報が無料で手に入ります。

まずはそれを活用して、小さくてもいいので「収益」を出してみる。
それができたら、次のステップとして教材を買うのが自然な流れです。

③ 一つの意見にのめり込まない

怪しい情報商材やコミュニティにはまる人はもう周りが見えなくなってそのトップの人を盲目的に信じてしまうところがあると思います。

だからこそ、複数のコミュニティや教材に触れて比較するのが大切。

僕も今まで、月数百円~数千円のオンラインサロンをいくつも試してきました。

有料の学習教材も買ったことがあります。

有益なものもたくさんありました。

そうすることで「自分に合ってるもの」「信頼できる人」がだんだん見えてきます。

友達や家族が怪しい情報商材やコミュニティにはまっていたら?

ここまで読んでくださった方の中には、
「いや、自分は気をつけるけど、家族や友達がすでに怪しいものにハマってしまってるんです…」という人もいるかもしれません。

実際、情報商材やコミュニティにのめり込んでしまうと、周りの声が届かなくなり、“盲目的に信じてしまう状態”に陥ることがあります。

このようなとき、頭ごなしに否定するのは逆効果です。

「そんなの詐欺だよ」「やめた方がいい」などと伝えてしまうと、本人はますます聞く耳を持たなくなり、心を閉ざしてしまいます。

否定より“質問”を

大切なのは、まず「否定せずに話を聞く」姿勢を持つこと。
その上で、以下のような“質問”をしてみるといいかもしれません。

  • その教材やコミュニティで、どんなスキルが身についたの?
  • それを通じて、どんな将来を描いてるの?
  • 他の教材やコミュニティと比べて、どんな違いがあると思う?
  • 実際に収益や行動の変化って出てきてる?

ポイントは、責めるのではなく、本人に「自分で気づいてもらう」ように導くことです。

一度信じ込んでしまっている人には、外からの“正論”は届きません。
気づきは、内側からしか生まれません。

「より良い代替案」をそっと差し出す

もうひとつの方法は、近いジャンルでより安価で有益な選択肢をそっと紹介することだと思っています。

たとえば、

「こういうYouTubeチャンネル、めちゃくちゃ分かりやすかったよ」
「月数百円のこのオンラインサロン、内容充実してたよ」

など、無理に誘導するのではなく、“選択肢を増やしてあげる”イメージです。

本人が「もっと良い選択肢があるかも」と思い始めれば、冷静に比較できるようになっていくはずです。

まとめ:情報を活かすも捨てるも「自分次第」

情報商材もコミュニティも、うまく活用すれば大きな学びや成長の機会になります。

でもそれは、自分の判断力や行動力があってこそ。

どんなに高額な教材も、どんなに熱いサロンも、自分自身が考え、行動しなければ意味はありません

だからこそ、

  • 小さく始めてみる
  • 比較する習慣を持つ
  • 一人にのめり込まない

この3つを意識しながら、情報とうまく付き合っていくことが大切です。

すべてを否定せず、自分にとって有益な情報をキャッチして勉強していきましょう。

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