果樹栽培におけるスマート農業はどうなるのか?輝翠TECHの取り組み

農業の現場ではAIやIoTを活用した「スマート農業(アグリテック)」を導入する方も増えています。
しかしコストの掛かることからなかなか広まっていないのも現実です。
農業の中でも果樹果樹栽培は機械化がしづらいです。
細かい手作業が多く、何十年も作り方がほとんど変わっていません。
その中でも果樹栽培の中で注目されているスマート農業の技術もあります。
輝翠TECHの運搬ロボットの事例も紹介します。
スマート農業(アグリテック)
スマート農業(アグリテック)とは、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ロボット技術、ビッグデータ解析などの先端技術を活用し、農作業の効率化や生産性向上を図る農業のことを指します。
従来の経験や勘に頼った農業から、データに基づく精密な管理へと移行しつつあり、特に人手不足や気象変動の影響を受けやすい農業分野で注目されています。
スマート農業の主な技術
IoTセンサーの活用
土壌の水分量、気温、湿度、日照量などをリアルタイムで計測し、データに基づいた最適な管理が可能になります。
AIによる病害虫の予測と診断
AIが作物の生育状況を画像解析し、病害虫の発生を予測。早期対策を施すことで農薬の使用を最小限に抑えることができます。
自動潅水・施肥システム
センサーが土壌の状態を分析し、必要な量の水や肥料を自動的に供給。無駄な資源消費を減らすことができます。
ロボット・ドローンの活用
ロボットによる収穫や農薬散布、ドローンによる上空からの監視など、作業の負担を大幅に軽減する技術が進化しています。
これらの技術により、農業の効率化だけでなく、品質の向上やコスト削減も実現しやすくなります。
特に施設栽培では導入しやすく、いろんな新しい技術が生まれています。
次に、果樹農家におけるスマート農業の具体的な活用事例について詳しく解説します。
果樹農家におけるスマート農業
果樹栽培は、施設園芸などと比べて機械化が進みにくい分野とされています。
機械化、新技術の導入には、技術側の性能だけでなく畑、作物側の整備が重要です。
家のロボット掃除機を上手く活用するには、床に物を置かないとか、段差のない家にするとかが大切というイメージです。
果樹栽培は、樹木の成長が長期間にわたるため仕立て直すなどの負担が大きいです。
野菜のように機械が通れるように植え幅を変えるとかが簡単に出来ません。
その中でも私が可能性があると思うのは、運搬ロボットです。
果樹栽培において、最も労力がかかる作業の一つが「運搬」です。
重たい果実を一つひとつ丁寧に収穫し、何度も木とトラック、作業場を往復して運ばなければなりません。
それを自動で行うのが運搬ロボットです。
工業の倉庫などでは当たり前にある技術なので、十分広まっていく可能性があります。
輝翠TECK「AIアグリロボadam」
私も実際に開発に協力していたのが、輝翠TECH(きすいテック)が開発してる運搬ロボット、「AIアグリロボadam(アダム)」です。
このロボットは、果樹栽培に特化して設計されており、現場の「きつい・汚い・危険」といった課題を解決するために開発されました。
現場の作業者の声を反映しながら改良が重ねられ、今も開発が進んでいます。
作業者の後ろを付いてくる追従モードと自動走行するモードが検討されています。
収穫時だけでなく肥料の運搬や除草剤散布時などにも活用することができます。

写真は除草剤の散布をテストした時のものです。
タンク、動噴を積むことでホースを伸ばしたし、タンクを背負う必要がないです。
今後に期待ですね。
まとめ:スマート農業で果樹栽培の未来を切り拓く
果樹栽培は、機械化が難しく、長年にわたり人の手に頼った作業が続いてきました。
しかし、スマート農業(アグリテック)の進化により、運搬ロボットやIoTセンサー、AI技術を活用した効率的な果樹管理が可能になりつつあります。
輝翠TECHの「AIアグリロボadam」のような運搬ロボットは、果樹農家の労力を大幅に軽減し、作業の効率化と安全性の向上に繋がります。
運搬作業の自動化によって、農家はより重要な作業(収穫の精度向上や果実の選別)に集中できるようになり、生産性の向上が期待されています。
スマート農業導入のメリット
✅ 作業の負担を軽減し、労働力不足を補う
✅ データを活用し、最適な栽培管理ができる
✅ 品質の向上と収益の安定化が期待できる
✅ 持続可能な農業(省資源・環境配慮)を実現
一方で、導入コストや技術習得のハードルといった課題もあります。しかし、各地で補助金や助成制度が整備されており、小規模な農家でも導入しやすい環境が整いつつあります。
これからの果樹栽培は、「人の経験と技術」+「スマート農業の力」を掛け合わせることで、より効率的で持続可能な農業へと進化していくでしょう。
今後も、スマート農業の最新技術に注目し、少しずつ取り入れながら、自分の農場に合った形で活用していくことが成功の鍵となります。