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豊橋新城スマートインターチェンジ開通と豊橋北部地域活性化【地方創生】

繁原大樹
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しげはら
しげはら

皆さんこんにちは!

次郎柿のしげはら農園、繁原大樹です。

しげはら農園の愛知県豊橋市の北部は東名高速道路が通っていて2026年に豊橋新城スマートインターチェンジが開通する予定です。

自宅から車で5分の位置です。この開通に伴い豊橋北部活性化の動きがいろいろあるので今回はそんな話を書きたいと思います。

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スマートインター開通

インターの出来る位置はこんな感じです。僕の住んでいる町内になります。

この工事はすでに始まっていて実際に道路が出来ることで立ち退きになる畑の方は柿の木を伐採したりしています。

インターの出来る位置はかなり土を盛るそうで、写真はその土を仮置きしている現場です。

柿畑、田んぼの真ん中にあり、これを見ると本当にインターが出来るんだなぁと実感します。

とは言いつつこのスマートインター位置的にあんまり使われないんじゃないかというのが正直なところです。

なんですがこのスマートインター開発に伴い、バイパス道路開通と産業開発が行われる計画もあります。これはめちゃくちゃ大きな開発になるかもです。

バイパス道路と産業開発

スマートインターの乗り入れ口とつながる幹線道路は歩道がない部分もあったり、大型車両が通るには狭いです。

その為幹線道路と並行してバイパス道路が出来、その周辺が産業開発される可能性があるそうです。

バイパス道路と産業開発、つまり企業が入るわけですがこの予定地が平らで柿栽培においてもよいエリアになっています。

我が家の畑も最大半分ぐらいの畑がなくなる可能性もあるので、この開発がどう進んでいくのかは農業経営に大きく影響します。

豊橋北部地域活性化

この開発に伴い豊橋市では「北部地域活性化推進室」という部署が作られるほど大きなプロジェクトになります。

北部地域活性化プロジェクトhttps://www.city.toyohashi.lg.jp/53792.htm

この部署の方と住民でどんな開発になったらいいかなど話し合うワークショップが行われたりしています。

まず僕はこの開発に関して反対ではないです。

農業者の減る地域で耕作放棄地も今後増えていくと思われるので、開発されるエリアと柿栽培を続けるエリアと棲み分けが出来ればいいのかなと思っています。

とはいえ、柿栽培の一等地エリアが大きくなくなる可能性があるので代替え地を確保することは必要です。

また開発に伴って農業がやりにくくなることがないようにと思っています。

変化を前向きに捉えて地域が活性化すること、他の地域から柿を買いに来てくれる方を増やすような取り組みを考えていきたいです。

農業経営として考えなければいけないこと

開発はまだまだ不透明です。

どのくらいの規模の面積がなくなるのか、いつぐらいになくなるのかまだわかりません。

その中で果樹栽培は定期的に木の植え替えをしていかなければなりません。植え替えして木の大きくなった頃に立ち退きになるでは無駄になってしまいます。

開発の計画をなるべく把握しながら、どのエリアを植え替えしていくのかを考えながら栽培していく必要があります。

こんな開発になってほしい

開発に関して農業経営の視点でいうと農地の計画を早く知れて、経営に必要な農地を確保出来ることと外から人が来てくれるように出来たらいいと思っています。

経営とは別に地域に必要な事として考えると1つは防災です。

僕は自治体の一番の意味は被災時にどれだけ機能して協力できるかだと思っています。

この地域は比較的災害の少ない地域だと思うので豊橋市内の避難場所として機能するの良いのかなと思ったりしています。防災公園のような形で被災時も使える綺麗なトイレが揃っていてすぐに仮設住宅を建てれる用意があったりしたらいいのかも。

2つ目は生活に必要なお店についてです。

近くにスーパーなどはないのであれば便利です。

年配の方も多いので車の運転ができなくなると買い物に困る方もいます。

ただこの地方で店舗経営を行うのは難しいです。成り立たせるためには地元の方のお店になりつつ、遠方の方も来てくれるお店にする必要があります。

この地域は車で15~30分走れば多くのお店があり他の地域の地方創生と違う部分なのかなと思っています。

店舗を建てるより今後広まるかもしれないライドシェアが上手く機能すると良いなと思います。

そのためには高齢者と若者のコミュニケーションが交わせている必要があります。今回開発に関してワークショップが行われているのでそういった場を通して交流が増えればいいのかなと思います。

3つ目は子育てです。自分も保育園児がいますが、地元の保育園は人数も少なく入りやすいです。

子育てがしやすい地域として空き家などに移住してきてくれる方が出てきたら面白いです。

まとめ

話があっちこっち行きましたがまだまだ開発はどうなるか分かりません。

その中で農業経営者としてやらなければいけないこと、市民としてやれること考えていきたいです。

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プロフィール
繁原大樹
繁原大樹
次郎柿の しげはら農園
愛知県豊橋市の次郎柿農家。 次郎柿の生産・販売だけでなく 加工品の開発・販売、アグリテックの試験、小中学校への出前授業、農福連携、剪定枝の有効活用、柿畑での柿渋染めワークショップなど様々な活動をしています。農家の現場目線の記事を執筆しています。
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