柿に葉面散布する液肥はこれ!プロの柿農家が春に使う液肥紹介!

柿じぃ
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どうも、柿じぃです。

柿の専門農家をしています。

今回は春の葉面散布に使う液肥を紹介します。

液肥とは?

液肥とは字の通り液体の肥料のことです。

普通の肥料は土にあげますが葉面散布することで直接柿に養分を与えることができます。

農薬散布の際に混ぜる事で散布できますので作業がほとんど増えません。

柿に液肥を散布するタイミングと目的

私は開花後から来年の花芽に影響する7月の花芽分化期の農薬散布に混ぜています。

目的

①生理落果の抑制

②果実の肥大促進

③翌年の花芽充実

の3点が目的となります。

①開花でたくさんの養分を使い、6月に生理落果という実が自然に落ちる現象が起きます。

養分を与えることでこの生理落果を抑制します。

②養分を与える事と細胞分裂を促進させることで果実の肥大を促します。

③7月の花芽分化期に養分を与える事と細胞分裂を促進させることで来年の花芽を充実させます。

おすすめはプロリンゴールド

実際に私が使っている液肥を紹介します。

プロリンは細胞分裂を促す効果があるそうです。

そのため肥大促進、花芽充実の効果があります。

プロリンゴールドを500倍で5月中旬~7月中旬の農薬散布に混ぜる

以上のような使用方法で散布しています。

この時期は約10日おきに農薬散布がありますのでその頻度で散布することになります。

回数は6回程度です。

液肥は直接作物に散布しますが吸収する量は土壌からの肥料に比べ少ないです。

1.2回の散布ではなかなか効果が感じられないというのが実際に使っている感想です。

一年間の農薬散布履歴はこちら。

 

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