柿の消毒に使う展着剤は?【農薬の効果UP】プロの柿農家が使う商品紹介!

柿じぃ
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どうも、柿じぃです。

柿の専門農家をしています。

今回は柿の消毒に使う展着剤について紹介します。

展着剤を使う目的は?

展着剤とは農薬を散布する際に混ぜるものです。

展着剤を使うメリットは主に5つあります。

①農薬が均一に付着する

農薬が作物についた際濡れ広がり、全体に付着するため農薬の効果が高まります。

②農薬の汚れを軽減できる

農薬が均一に付着するので高濃度で散布する薬剤などでも機械やカッパなどの汚れが軽減されます。

③散布後の乾きが早くなる

薬剤を早く広げるため乾きが早まります。余分な水滴や液溜まりがなくなります。

④農薬の効果が長く続く

展着剤の種類にもよりますが作物についた農薬が雨で落ちにくくなり長く効果を発揮します。

⑤散布量を減らせる

薬剤が広がりやすくなるため少ない散布量でも農薬の効果が期待できるため散布量を減らすことが出来ます。

効果抜群!まくぴか

非常に効果の高いのがこちらです。

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コナカイガラ虫の消毒などしっかり広がってほしい時はまくぴかを使っています。

普段使いはアビオンE

普段使いで使っているのがこちらです。

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性能はまくぴかに劣る印象ですが価格がお手頃です。

通常の消毒はこちらで充分だと思います。

使い方と注意点

展着剤は農薬を入れる前に水に希釈します。

私はまくぴか、アビオンE共に希釈倍率は10000倍で使用しています。

注意点としてはまくぴかは気温の高い時に散布すると薬害が発生することもあるので気をつけてください。

まとめ

・大事な消毒はまくぴか

・普段使いはアビオンE

・倍率は10000倍で農薬の前に入れる

農家として柿栽培を行うのであれば展着剤は必ず使いましょう。

庭先で栽培されている方も農薬散布の際は展着剤の使用を検討してください。

一年間の農薬散布履歴はこちら。

 

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